パチンコ依存症の治療法

パチンコ依存症の治療法を徹底解説。家族や育児、借金の問題から脱却するための方法、体験談、業界事情などを紹介しています。

  

陳腐な売り文句に騙される

理論派の人は「パチンコはテラ銭が10%しかないギャンブルだから、得する確率も高い」というような言葉をよく言います。テラ銭とはお客が出した金額に対して、胴元の懐に入るお金の割合のことです。

よく「宝くじのテラ銭は高い」と言われることもあります。宝くじのテラ銭は約52%です。100万円分購入した場合に、約52万円を胴元に持っていかれることになります。

競馬ならテラ銭は約25%ですので、宝くじよりよっぽど良い確率でお金が戻ってきます。賭けたお金の約75%が運の良い方々に配分されるわけです。

気になるパチンコのテラ銭は約10%です。ほとんどのお金をお客に還元しているとも言えますが、この考え方が大間違いです。10%のテラ銭ということは「確実に10%は損をする」確率ということです。

トータルで10%を損するわけではありません。100万円があったら、初日で90万円、2日目で81万円、3日目で72万9,000円となり、1週間で47万8,296円、1カ月で10万円を切ります。

このように着々と損をしていきます。テラ銭が0%であれば損をしません。丁半博打はテラ銭が0%です。カジノのルーレットも「0」がありますが、当たる確率は非常に高いゲームとなっています。それでも1回賭けるごとに賭けた金額の5~6%は失う確率です。

いずれにしてもパチンコは間違いなく損をするゲームです。そのパチンコ店はほとんど毎日、何かしらの一押しイベントをやっています。

「店長の赤マルイベント」
「レディーススペシャル大放出デイズ」
「7の付く日は赤字覚悟の出血大サービス」

正直、具体的な内容は一切書かれておらずに意味もわかりません。目立てば良いパチンコ店のキャッチセールスです。

この抽象的な意味のわからなさは確信犯であり、お客のイメージを誘発するマーケティングの手法です。パチンコ依存症が深刻な方ほど、勝つ想像力が働くために、良い解釈、素敵なイメージへと持っていってしまいます。

例えば「全512台のうちに、設定1が100台、設定2が50台…」と明示しているパチンコ店はないです。せいぜい、夕方に「アンコウ確定」と表示するくらいでしょうか。とにかく、全体的にイメージを売るのがパチンコ店の戦略です。

他にも「地域密着度No.1!この日はきっと何かが起こる…神が光臨!」など、何のことやらよくわかりませんが、結局は内容を何も説明せずに、イメージが先行するだけです。この陳腐な売り文句を冷静に分析できるようにしましょう。


次の記事     お金はFXや株に投資する
前の記事     心を蝕む依存症の特徴