パチンコ依存症の治療法

パチンコ依存症の治療法を徹底解説。家族や育児、借金の問題から脱却するための方法、体験談、業界事情などを紹介しています。

  

裏ロムで絶対勝てるはウソ

例えば「最新パチンコ攻略の○○連荘打法を教えます」などのように、数万円を払えば、パチンコの裏技を教えてくれる広告は雑誌でよく見かけます。現在ではインターネットの方が情報量が多いかもしれません。

「○万円必ず勝つ○○攻略術」
「手順は5つの○○セット打法」
「1,000円でビッグを引ける○○方法」

仕事先の知人が申し込んでいました。まずは触りのお得情報が提供され、後はメールが一方的に送信されてきます。

しかし、中身はパチンコ専門誌に載っているような情報ばかりです。問い合わせたところ、「3カ月間だけ会員を継続して、VIPになった方だけに貴重な情報を提供しています」とのことです。知人は契約をキャンセルしましたが、1カ月分は料金を支払うことになりました。

よくあるおいしい話ですが、パチンコ台には特別な打ち方で大当たりが出る仕組みは搭載されていません。打ち方と大当たりを制御しているプログラムは関係がないからです。

確かに打ち方を変えて大当たりする映像を提供し、裏技が「本物である」と証明してくる業者もいます。しかしながら、この仕組みも単純であり、大当たりの抽選を行うプログラムを改修しているだけです。

プログラムを保存してある機器を「ロム」と言いますが、このロムを違法な裏ロムと取り替えることもあります。抽選確率を変えたり、複雑なものになると、先ほどの打ち方で大当たりを意図的に発生させるようにしています。

こういった確率を上げるだけのシンプルな裏ロムを、競合他店と差をつけるためにパチンコ店が見世物として導入するケースもありますが、大抵は暴力団などが接待で使用していたりします。これは当然ながら不正行為であり、警察に摘発されれば罰せられます。

裏ロムを開発している業者も、大抵は暴力団経由でパチンコ店と繋がっていて、連携して「裏技!○○必勝法」という情報が完成します。

また、少し前のパチンコ業界で多かった方法が「Cモノ」と呼ばれる裏ロムを使用でした。止め打ちや何秒放置などの特定の手順を踏むことにより、大当たりを誘発することができます。

もちろん、これもCモノを入れ替えた台にしか通じません。それにも関わらず、裏技を提供する販売業者は「すべての台で通じる」ような説明をしてきます。何度か「できなかった」と言っても、大抵は「手順やタイミングに練習が必要だよ」「パチンコ店が対策してしまった」などと言われます。

もう、パチンコ店が裏ロムを使うことも、客側と店側の双方にとって、リスクの高い犯罪でしかありません。パチンコには「おいしい話はない」と思ったほうが無難でしょう。